Aminosäureがsichになるまでの間に考えたこと

本などをきっかけに考えたこと。

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

続・のぞき考

その前に書いたやつ→のぞき学原論 - Aminosäureがsichになるまでの間に考えたこと 最近、三浦俊彦さんがとても好きだ。本人と知り合いになれたらどんなに素敵だろうと思うけれど、なれないほうがよいかもしれない。 手の届かない種類の人のままだと、当然だ…

三浦俊彦「これは餡パンではない」感想

表題作「これは餡パンではない」 うんことタナトス。みたいな。 三浦俊彦さんは相変わらずうんこが好きだな。そしてそんな三浦さんが好き。 後半に収録の「枯野をただようオブジェ」 この記事の中の人は俳句に関して、古今のすごい人についてほとほと不勉強…

のぞき学原論

のぞき学原論―-The Principles of Peepology-作者: 三浦俊彦出版社/メーカー: 三五館発売日: 2007/01/24メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (12件) を見るうんことか消化器官すきだけれど、さすがにこれだけうんこのことばかり読…

Occultic;Nine-オカルティック・ナイン-感想

アニメ「Occultic;Nine」7話ぐらいまでみた。 科学の中には入っていないが、確固として存在する、私、というものに焦点を当てるのは、万人が共感できる「オカルト」として正しいと思う。体の生き死にと、私、の存在非存在を別個に描くことによってあるいは…

アニメ「響け!ユーフォニアム2」9話を見て思ったこと

親子関係とは扶養と隷属の一対の義務である。それは子供が産まれたときに否応なく生じる。 社会規範の圧力がなければその構図はより顕著に現れるのではないか。親は子供に暴力を振るってもいい。 と、思ったが、社会規範がなければ親が子を扶養する義務はな…

この部屋に友だちはいますか?

この部屋に友だちはいますか? (河出文庫―文芸コレクション)作者: 三浦俊彦出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1999/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見るクライマックスの一つ前の展開がとても好きだ。

通りすがりのメンヘラビッチが処女のこととか考えた。

下半身の論理学作者: 三浦俊彦出版社/メーカー: 青土社発売日: 2014/10/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る処女厨を巡る議論を分析哲学的に考えてみた、というかんじの本です。 これを読んで思いついたことを書きました。 本と同じく、こ…