Aminosäureがsichになるまでの間に考えたこと

本などをきっかけに考えたこと。

Occultic;Nine-オカルティック・ナイン-感想

アニメ「Occultic;Nine」7話ぐらいまでみた。
科学の中には入っていないが、確固として存在する、私、というものに焦点を当てるのは、万人が共感できる「オカルト」として正しいと思う。体の生き死にと、私、の存在非存在を別個に描くことによってあるいは通常の説明言葉では言い表せないものを物語によって言いおおせている?
(ほら、説明文だとこうやって「万人が共感」とか言っちゃってだめでしょ。)
私、を描いていてこれも歯の話である川上未映子の「わたくし率 イン 歯ー、または世界 (講談社文庫)」を思い出して面白い。まあこちらは永井均さんの影響を受けているという種明かしじみた背景があるらしいが。
(そしてアニメのほうでは歯の重要性は作中作の同人誌の話の中にしか今のところ出てこないが。)