Aminosäureがsichになるまでの間に考えたこと

本などをきっかけに考えたこと。

パスカルズ

PASCALS パスカルズ公式サイト
14人編成のバンド。フランスで人気。
このところNHKfmでクラシックばかり聴いてる私はバイオリンだとかチェロだとかトランペットだとかそういう楽器が入ってるところがまずすきです。
おもちゃのピアノだとか、ぷーぷーいうおもちゃっぽい打楽器をいろいろ入れて、あんなきちんとした音楽に仕上がる。
日常の音に近いものを集めて、整った音楽として演奏できるなんて気持ちがいいだろうな。
すごい技量があるからそれができるんだろうけど。
14人もいて、しかも独特の音楽で、あれだけまとまった演奏ができるというのはメンバー各々がすごくいい耳を持ってるんだろうと思った。
結成から15年目なので相当息もあってるんだろう。
遊び心満載でいろんな音を使うんだけど、基本は生音というとこもまた良い。
シンセサイザーとかでいろんな音出すわけじゃなくて。
バンジョーウクレレもいい味出してるし、トランペットも、バイオリンのピッチカートもここぞというときに入る。まとまってるなぁ。
「気分」とか「気持ち」を目の前に生で置かれてるかんじ。
芸術はそうでなくちゃと私は思うよ。そういうのがすきってだけなんだけど。
「気分」やら「気持ち」があって、それを表したいと思う気持ちは誰にでもあって、でもそれをあれほど上手に表せるのはやはり年月や技術の賜物で。
それにしても、音楽ってこんなに楽しいものだったんだってあらためて思った。
言葉であれ音楽であれ、気持ちを表すツールがある世界に生まれてきてよかったよ。
外に出た自分の感情に出会えるし、錯覚だとしても一人じゃない気がするもの。