世界と性と生と死
- 作者: 高橋しん
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2000/05/01
- メディア: コミック
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- 作者: 田中ユタカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2000/08
- メディア: コミック
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状況(特に外からの環境の変化)がほとんど推移しないでこれだけ様々な感情が漫画で描けるんだな。
しかし鬱な話だ。
死ぬことじゃなくて生きることが恐くなるという。
苦しさとか、取り除けないものは忘れるしかないよね。基本的に。
気分を切り替える、というか。
彼らもきっとそうしたんだし。
(読んだら思い出してしまうじゃないか。)
でも苦しさとか、まったく無価値とも思えなくて、この世に存在する感情ならば記録しておきたい、表現したい、という気持ちもある。
恐いもの見たさ、苦しいもの見たさでじっと見ていたくなるような気持ちもあって、困る。
- 作者: バタイユ,中条省平
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/09/07
- メディア: 文庫
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バタイユは鬱病の母親に殺されるのを恐れた。
鬱病の母親に、殺されるのを、恐れた。
- 作者: 鬼頭莫宏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/08/19
- メディア: コミック
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悲惨というより芸術的。
ひろちゃんとアキラちゃんの対比が面白い。悪いのは自分か世界か。
シイナと母親の関係が行き着くところが気に入らない。
他の重厚さに比べて薄っぺらに見える。
(それともほんとはあれは複雑な思考の推移の末にたどり着いたものなのかな。人間は自らを救うため、残った者を愛するように出来ているかもしれない、とは思う。)